研究内容

詳しくは、研究業績欄をご覧下さい。


景観評価の実証的研究,景観・空間史研究,土木遺産・産業遺産を対象としたヘリテージ・スタディ,ならびに景観解釈の原論的研究などを行っています.文献調査に加え,フィールドワークやメディア分析などを通した「問題発見型」の研究スタイルを重視しています.

● 土木遺産・産業遺産を対象としたヘリテージ・スタディ

● テクノスケープ研究

 工場や土木構造物などの「人工構造物」のかたちづくる景観(テクノスケープ)の価値やその"使い方"について研究しています。テクノスケープには「地域の誇り」あるいは「観る人を魅了する美しい景観」といったいろいろな可能性があることがわかってきました。テクノスケープを地域づくりの核にしようという面白いプロジェクトも出てきています。

● 景観評価論

 メディア分析やテキスト調査により、一般の人々が景観や空間に抱くイメージの特性を分析します。データ重視の実証的研究を目指しています。

● 景観レトリック論
 アートや文学、造園など既存の美学で確立されている論理を利用して、現景観の価値づけを試みます。芸術評論など文献をもととした論理的研究です。実証データとして心理実験を加えることもあります。

● 景観史・空間史・土木史研究
 「温故知新:ふるきをたずねて新しきを知る」ことを目的とし、先人のすぐれた試みや事後的な風景生成の事例を検証する研究を行います。